おっと、お疲れさん。今日は家の塗装について教えてくれてありがとな。まずは新築時の塗装と初回塗装の違いって、どういうことなんだ?
うん、新築の時はまだ25年もたってないから、塗料もまだ新しいんでしょ?
そうそう、その通りだ。新築の塗装はまだ25年も経ってないから、塗料もしっかりしてるんだ。でも10年ぐらい経つと、外壁と屋根の塗膜が剥がれてきちゃうことがあるんだよ。
え、そうなの?
うん、そうなんだ。外壁や屋根の塗膜は日々の太陽光や雨風にさらされるから、だんだん劣化してくるんだ。特に初回の塗装は、新築の塗料の上に塗るから、剥がれるリスクが高くなるんだよ。
ふむふむ、なるほど。でも、それって次に塗装する時に、古い塗膜を取り除かないといけないってこと?
その通りだ。築25年以上経つと、旧塗膜を取り除く作業が必要になることが多いんだ。それが「ケレン作業」っていうやつだよ。
ケレンってどういう作業なの?
ケレンは旧塗膜を削り取る作業なんだ。古くなった塗膜をしっかり取り除いて、新しい塗料がしっかりと付着するようにするんだ。これがないと次の塗装がうまくいかなくなっちゃうから、大切な作業なんだよ。
なるほど!でも、そのケレン作業ってどれくらいの日数がかかるの?
それは家の大きさや古さによるんだけど、築25年以上経つと、ほとんどの家でケレン作業が必要になると思うよ。そして、新しい塗料を塗る作業も時間がかかるんだ。外壁と屋根だけでなく、付帯部分もしっかり塗装しないといけないから、実作業にはかなりの日数がかかるんだ。
例えば、30坪ぐらいの家だったら、職人さんは何人くらいで作業するの?
それは家の大きさによるから一概には言えないんだけど、たとえば30坪の家なら4人の職人さんが入っても、すぐに終わるわけじゃないんだ。作業は分担されるけど、塗料の乾きには時間がかかるから、みんなが同時に作業するわけじゃないんだよ。
塗料が乾くのに時間がかかるから、職人さんが待ってる時間もあるってこと?
その通りだ。乾くのを待つ時間もあるし、古い塗膜の下地調整も時間がかかるから、実際の作業日数は半月から3週間、屋根塗装も入るとさらに1.2週間増えるよ。
なるほど!足場と洗浄を含めて6日の工事だと、早いものなの?
早すぎだね。自社施工も下請けを使う場合もあるけど、経営者の経験や現場の管理方法によって、作業日数が変わってくるんだ。それでもうちだと考えられないね!
そうなんだね。でも、どんな業者さんでも、自社施工でも下請けでも、しっかりとした品位管理が大切なんだね!
その通りだ!外壁塗装や屋根塗装は建物の寿命や美観に関わる重要な工事だから、信頼性のある業者を選ぶことが大切なんだよ。価格だけでなく、品質や信頼性も考慮して選ぶんだ。 塗装は塗ったらわからなくなってしまうので、ケレン作業などは特にごまかし安い部分になるよ。
わかった!業者選びも大事だね。職人さんたちも丁寧に作業してくれるといいな。
そうだね、それが一番だ。今回の塗装がしっかりとされていれば、また10年後の塗装の際に余計な作業が増えないようにしたいもんだね。
うん、仕事頑張ってくださいね!
コメント