1. コーキング撤去とは?
コーキング撤去は、古くなったコーキングを取り除き、新しいコーキングに打ち替える作業です。特に外壁の目地や窓枠部分のコーキングは、経年劣化によりひび割れや剥がれが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
本記事では、コーキング撤去の基本、適切な施工方法、業者選びのポイントを解説します。
2. コーキング撤去の作業工程
本日の現場では、コーキングの撤去とマスキングを行いました。使用した道具や施工のコツについて紹介します。
施工の流れ
- 既存コーキングの状態を確認
- 劣化が激しい部分は特に慎重に処理
- スピンカッターまたはカッターで撤去
- 深い目地にはスピンカッターが有効
- 劣化したサイディングには注意が必要
- 目地の清掃とプライマー塗布
- 新しいコーキングの密着性を向上させるための下処理
- 新しいコーキングの充填
- 溝に均一に充填し、ヘラでならして仕上げる
3. スピンカッター vs. カッター:どちらが最適?
スピンカッターのメリット
- スピードが速く、作業効率が向上
- 深い目地でもスムーズに撤去可能
スピンカッターのデメリット
- サイディングが脆い場合、削ってしまうリスクあり
- ジョイント部分の段差で削れやすい
通常のカッターのメリット
- 慎重に作業できるため、削りすぎを防げる
- 細かい調整がしやすい
現場の状況に応じて、最適な道具を選ぶことが重要です。
4. 良いコーキング業者を見極めるポイント
施工業者を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
1. 撤去の丁寧さ
- 完全にコーキングを除去しているか?
- 古いコーキングが1〜2mm残っていないか?
- 目地の素地がしっかり見える状態にしているか?
2. 適切な道具を使用しているか
- スピンカッターやマルチツールを使用しているか?
- 専用のコーキング用カッターを使用しているか?
3. プライマーを適切に使用しているか?
- プライマーを塗布せずにコーキングを打っていないか?
- 目地にしっかり浸透するように処理されているか?
5. DIYでコーキング撤去を行う際の注意点
DIYでコーキング撤去をする際には、以下のポイントを意識しましょう。
- スピンカッターや専用カッターを準備する
- 無理に削らず、慎重に作業を進める
- 目立たない箇所で試し作業をする
- プライマーを忘れずに塗布する
DIYも可能ですが、適切に撤去しないと新しいコーキングが密着せず、数年以内に剥がれてしまうリスクがあります。確実な施工を求めるなら、プロに依頼するのが安心です。
6. まとめ
コーキングの撤去は、見た目以上に技術と経験が求められる作業です。適切な道具の使用と丁寧な下処理が、仕上がりの耐久性を左右します。
コーキング業者選びのポイントは以下の3つ:
- コーキングを完全に撤去するかどうか
- 適切な道具を使っているか
- プライマーをしっかり塗布しているか
安易に安い業者を選ぶと、表面的な打ち替えのみで済まされる可能性があります。見積もりの際に、**「コーキング撤去はどこまでやりますか?」**と確認することで、信頼できる業者を選びましょう。
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